成長株を見つけるコツは、「今すごい会社」ではなく、これからすごくなりそうな会社を見つけることです。
あなたが目指しているような10倍株候補を探すなら、私は次の8項目をチェックします。
① 売上が毎年20%以上伸びている
一番重要です。
例えば
- 100億円→125億円→155億円→200億円
のように、売上が右肩上がりなら要注目です。
② 利益も増えている
売上だけでなく、
営業利益や純利益も増えている会社が理想です。
③ 時価総額がまだ小さい
大企業より、
- 時価総額100~500億円
- 500~1,000億円
くらいの会社の方が何倍にもなりやすいです。
④ 新しい成長テーマに乗っている
例えば
- AI
- 半導体
- 医療DX
- ロボット
- 防衛
- データセンター
- 宇宙
などです。
⑤ 社長が優秀
決算説明資料やインタビューを見て、
「何を目指しているか」が明確な会社は魅力があります。
⑥ 営業利益率が高い
10%以上あると強い会社が多いです。
⑦ チャートが右肩上がり
ファンダメンタルだけでなく、
株価も上昇トレンドの方が勝率は高くなります。
毎週することリスト
- 株価が52週高値を更新した銘柄を見る。
- 決算で売上・利益が大きく伸びた会社をチェックする。
- 時価総額がまだ小さい会社を優先する。
- 決算説明資料を読んで、成長ストーリーがあるか確認する。
- 良さそうなら監視リストに追加し、買いタイミングを待つ。
この流れを続けると、「ニュースを見てから買う」のではなく、「市場に注目される前に見つける」力が少しずつ身についてきます。
おすすめしたい方法
30万円程度の資金なら5~8銘柄に分散するより、2~3銘柄をしっかり調べて投資する方が管理しやすいです。利益が出たら少しずつ運用額を増やしていく形が現実的だと思います。
証券会社のスクリーニング設定
30万円から始めるなら、「良い会社を探す仕組み」を作ることが何より大切です。私なら次のようにスクリーニングします。
STEP1 証券会社のスクリーニングを開く
SBI証券や楽天証券なら、銘柄スクリーニング機能があります。
設定する条件は以下がおすすめです。
| 条件 | 設定値 | 理由 |
|---|---|---|
| 市場 | 東証プライム・スタンダード・グロース | 幅広く探す |
| 時価総額 | 100億~1,500億円 | 成長余地が大きい |
| 売上高成長率 | 20%以上 | 成長企業を探す |
| 営業利益成長率 | 20%以上 | 利益も伸びている |
| ROE | 15%以上 | 資本効率が良い |
| 営業利益率 | 10%以上 | 儲かるビジネス |
| 自己資本比率 | 40%以上 | 財務が健全 |
| PER | 15~50倍程度 | 高すぎる銘柄を避ける目安 |
※PERは成長株では高めでも問題ないことがあります。極端に高い銘柄は慎重に見ます。
STEP2 残った銘柄をチェック
20~50銘柄くらいまで絞れたら、
- 売上が右肩上がりか
- EPS(1株利益)が伸びているか
- 四半期決算でも成長が続いているか
を確認します。
STEP3 決算説明資料を見る
会社のIRページで
- 今後何を伸ばそうとしているか
- 新規事業はあるか
- 市場シェアは伸びているか
を確認します。
特に決算説明資料は、会社の将来像を知るのに役立ちます。
STEP4 チャートを見る
ここで新高値ブレイクの考え方を取り入れます。
見るポイントは、
- 75日移動平均線が右肩上がり
- 200日移動平均線より上
- 52週高値付近
- 出来高が増えている
この4つが揃うと、上昇トレンドに乗っている可能性があります。
STEP5 買うタイミング
私なら、
- 決算が良い
- 新高値更新
- 出来高が急増
この3つが重なったタイミングを狙います。
逆に、急騰した直後に飛びつくのは避けることが多いです。
毎週30分ルーティン
毎週末に次の順番で確認します。
- 新高値更新銘柄をチェック
- 決算発表で売上・利益が大きく伸びた企業を確認
- スクリーニング条件に合う銘柄を追加
- 決算説明資料を15分ほど読む
- 監視リストを更新
- 買い候補を1~3銘柄に絞る
これを続けると、「ニュースになってから買う」のではなく、「市場が注目する前から監視する」習慣が身につきます。
「2026年版・このスクリーニング条件で実際に抽出できる日本の成長株候補20社」
ただし、「この20社は必ず上がる」という意味ではありません。 あくまで、以前お話ししたスクリーニング条件(成長率・利益・時価総額・テーマ性など)に照らして、2026年時点で監視候補として見たい銘柄です。業績や株価は変化するので、購入前には最新の決算を確認してください。
AI・ソフトウェア
半導体・電子部品
| 銘柄 | 注目ポイント |
|---|---|
| 芝浦メカトロニクス | 半導体製造装置 |
| ソシオネクスト | 半導体設計 |
| 東京精密 | 検査装置 |
| ローツェ | 半導体・物流自動化 |
| アドバンテスト | AI向け半導体テスト需要拡大 Reddit |
医療・ヘルスケア
| 銘柄 | 注目ポイント |
|---|---|
| JMDC | 医療データ |
| メドレー | 医療DX |
| エムスリー | 医療プラットフォーム |
| ステムセル研究所 | 再生医療分野 Simply Wall St |
| JTEC | 再生医療・組織工学 Simply Wall St |
小型成長株
| 銘柄 | 注目ポイント |
|---|---|
| SHIFT | ソフトウェアテスト |
| GMOフィナンシャルゲート | キャッシュレス決済 |
| ジーニー | 広告AI |
| GENDA | エンタメM&A |
| カバー | VTuber・IPビジネス |
さらに一歩進めるなら
10倍株を探すときは、スクリーニングだけでは終わりません。
次に「テンバガー候補スコアシート(100点満点)」で採点します。
例えば、
- 売上成長率(20点)
- 営業利益成長率(20点)
- ROE(10点)
- 時価総額(15点)
- テーマ性(10点)
- 新高値更新(15点)
- 出来高増加(10点)
という形で点数化すると、感覚ではなくルールに沿って候補を比較できます。
これは個人投資家でも再現しやすい方法なので、あなたの投資スタイルにも合うと思います。
毎月追いかけるってどんなことチェックすれば良い?
ここが一番大事です。
「毎月何を見るか」を決めておくと、感情ではなくルールで投資できるようになります。
あなたなら、毎月30〜60分で次の流れがおすすめです。
① 株価はどう動いた?
まずはチャートを見ます。
✅ チェックすること
- 株価は75日移動平均線より上?
- 高値を更新している?
- 出来高が増えている?
- 急落した理由は?
目的
「人気が出てきている会社か」を確認します。
② 決算はどうだった?
一番重要です。
見る項目は
✅ 売上高
前年同期比
+20%以上ならかなり良い。
✅ 営業利益
前年同期比
+20%以上
✅ EPS(1株利益)
右肩上がりなら理想です。
③ 会社は何と言っている?
決算説明資料を見るだけでも十分です。
見るページは
- 今期の見通し
- 成長戦略
- 新サービス
- 新工場
- 海外展開
- AIへの投資
など。
全部読む必要はありません。
④ 良いニュースある?
例えば
〇大型契約
〇新製品
〇M&A
〇増配
〇自社株買い
こういうニュースはプラス要因になりやすいです。
⑤ 悪いニュースは?
例えば
❌下方修正
❌社長辞任
❌不祥事
❌大型増資
など。
⑥ ライバル会社は?
例えば
メドレーなら
- エムスリー
- JMDC
など。
「この会社だけ悪い」のか、「業界全体が悪い」のかを見極めます。
⑦ 点数を付ける
私はこんな感じで採点します。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 売上成長 | 20 |
| 利益成長 | 20 |
| EPS | 15 |
| 新高値 | 15 |
| 出来高 | 10 |
| テーマ性 | 10 |
| 財務 | 10 |
80点以上
➡️買い候補
70点
➡️監視
60点以下
➡️見送り
チェックするサイト
この4つだけで十分です。
- 証券会社(SBI証券や楽天証券)の銘柄ページ
- 会社のIRページ(決算短信・決算説明資料)
- TDnet(適時開示情報)
- 日本取引所グループ(JPX)の情報
30万円で始める場合のルーティン
-
毎週日曜日(15〜20分)
- 保有株・監視株のチャート確認
- 新高値更新銘柄をチェック
- 気になるニュースがないか確認
-
決算シーズン(2〜3か月ごと)
- 決算短信を読む
- 決算説明資料を見る
- 点数を付け直す
- 「買い増し・保有・売却」を検討する
このくらいの頻度なら、仕事をしながらでも無理なく続けられると思います。
